この完成度はヤバい。
そう思わざるを得なかったBOSEの最新ワイヤレスイヤホン
QuietComfortEarBudsを正直にレビューしていきます。
BOSE Quiet Comfort EarBuds内容と機能
BOSE QuietComfort EarBudsは本体価格が税込33,000円と
ハイエンドクラスの完全ワイヤレスイヤホンになっています。
果たしてハイエンドクラスにふさわしいイヤホンなのか見ていきましょう。
本体と付属品
まずは本体と付属品です。
付属品は以下の通り
- 取扱説明書
- イヤーピースS/L(Mが装着されています)
- USBType-cケーブル
やはり付属品はシンプルになっていますね。
ハイエンドだからといってポーチなどがついているわけではないみたいです。
このあたりはゼンハイザーのmomentum2と変わらない気がします。
充電ケース
全体的に黒で統一されておりシックで気に入っています。
ケースで気になったポイントとして以下の通り。
- ケースサイズが大きい
- 開閉ボタンの押し込みがひと手間
ケースはエアポッズプロと比べてもかなり大きくポケットに収納するのは少し厳しい気がします。
開閉ボタンはかなり押し込まないと開かないので最初は苦戦しました。
カチッと閉まるタイプは珍しいですよね
充電とバッテリー
ケースの背面にUSBType-cの差込口があります。
Qi充電(ワイヤレス充電)にも対応していて便利です。
バッテリーはイヤホン本体が6時間、ケース込みで18時間持ちます。
ケース込みで18時間は少し短めかなという印象です。
ケースが大きいのに…
実機レビュー
- スマホ本体のBluetoothをオンにする
- ケースの中央にあるボタンを長押し(イヤホンのLEDが光るまで)
- イヤホン本体を取り出して接続完了
後半で紹介する専用アプリを先にインストールしてから行うとスムーズに接続できます。
それでは実際に使ってみての感想や気づいたことをご紹介します。
装着感
まずはイヤホンを長く使っていくうえで重要な装着感についてです。
BOSEは特許を取得しているStayHear® Maxチップという
独自のイヤーチップを搭載しています。
このイヤーチップが本当に優れものでして、耳への接地面はすべてシリコン素材になるように設計されているので
長時間の装着でも全く痛くならずに快適に使うことができるんです。
感動するほどの快適さ!
ノイズキャンセリング
BOSE QuietComfortEarBudsの大きな特徴として、業界トップクラスのノイズキャンセリングがあります。
私が経験したことのあるANC(アクティブノイズキャンセリング)の中では一番強力だと思いました。
小さいノイズはもちろん、車や電車などの大きな環境音もシャットアウトしてくれます。
無音状態
これに限りなく近い環境を作り出すことができる、業界最強のノイズキャンセリングですね。
ちなみに比較に使用したイヤホンは下の記事で紹介しています。
外部音取り込み
QuietComfortEarBudsの外部音取り込みはノイキャン同様に非常に優秀です。
イヤホンを装着していない時と違和感のない自然な聞き取りと会話が可能になっています。
快適な装着感と相まってイヤホンをつけていることを
忘れてしまうほどの完成度の高さ!
音質
ハイエンドイヤホンは音が良くて当たり前
そんな先入観で音質をチェックしても、大きな感動を与えてくれるのが
BOSEの音質です。
私はQuietComfortEarBudsの他にもゼンハイザーmomentum2など音質の評価が高いイヤホンを持っていますが、
それでもBOSEが作り出す音の臨場感には大変感動しました。
とにかくいろんな場所から音が出ており、音に包まれているような感覚になります。
またしっかりと音の輪郭や定位感をつかむことができるので臨場感あふれるサウンドを体験できました。
これまでのイヤホンでは聞こえなかった小さな音まで再現することができており、曲の細部まで耳を澄ますことができます。
中高音域は明瞭感のあるクリアな音質で、ボーカルの声も気持ちよく伸びてくれました。
低音域は単にドンドンと鳴るものではなく、キレと厚みがあって音楽を立体的にする低音といった印象です。
この低音の表現力は映画を観たときにより感じられると思います。
特にマーベル作品の臨場感はすごいです!
とにかく臨場感のあるリアルなサウンドが好きな方にはとてもおすすめできると思います。
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接続性
快適にワイヤレスイヤホンを使用するためには安定した接続性は欠かせません。
QuietComfortEarBudsはBluetooth5.1に対応しているため非常に安定した接続性を誇ります。
そのため、普段使いで接続が頻繁に途切れる心配はまずないですね。
※都心の地下鉄など回線が異常に混んでいる環境を除く
今まで使っていて途切れは発生していません
操作性
BOSE QuietComfortEarBudsはイヤホン側面をタップすることにより操作を行います。
誤操作防止のためワンタップ操作がなく、2タップからなのでできる操作数も少し少なめです。
左2タップで行うノイキャン切り替えはあらかじめアプリで設定しておいた3つのノイキャンレベルが順番に切り替わります。
私はレベル0・レベル5・レベル10に設定しています。
ノイキャンレベル0は外部音取り込みモードです
また、装着検知センサーが搭載されているので、イヤホンを外すと自動で曲が止まります。
操作性の向上は今後のアップデートに期待ですね。
専用アプリ
BOSE QuietComfortEarBudsには専用アプリの「BOSE MUSIC」が用意されています。
このアプリを使ってノイズキャンセリングの設定や操作プリセットのカスタマイズを行います。
音質改善のためのソフトウェアアップデートもこのアプリから行うので、QuietComfortEarBudsを購入した際には必ずインストールしましょう。
こんな人におすすめ
私は今回、BOSEのQuietComfortEarBudsを購入してみて、以下のような方々におすすめできるなと思いました。
- 臨場感のあるサウンドが好きな方
- 強力なノイズキャンセリングが欲しい方
- クリアな外部音取り込みが欲しい方
- ハイエンドイヤホンを購入したい方
ハイエンドイヤホンの中でもノイキャンや外音取り込みといった実用的な機能が充実しているうえに高音質なQuietComfortEarBudsは、バランスがとても良く非常におすすめできるイヤホンだと思いました。
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ライターからひと言
今回はBOSEの最新ワイヤレスイヤホン
QuietComfortEarBudsのレビューをさせていただきました。
正直初めて音楽を聴いたときは、あまりの臨場感に鳥肌が立ちました。
それほど素晴らしい音楽を聴かせてくれるワイヤレスイヤホンに仕上がっているので
気になる方はぜひ一度チェックしてみてください。
今回は以上になります。
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